結婚・離婚 in BC州 その3・離婚について

こんにちは。スペクト&プライヤーのAyaです。
前回のブログの更新からしばらく経ってしまいましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
前回に引き続き、結婚・離婚in BC州について紐解いていきたいと思います。

今回は離婚にまつわるお話です。驚くことに、British Columbiaでは年間何千ものカップルが離婚そして別居をする決断をしています。そのプロセスとはいったいどんなものなのか、見ていきましょう。
Photo: FreeDegitalPhoto.net


まず離婚には2つの種類があります。DivorceとSeparation です。
Divorceは法的な処理の必要なLegal marriageのための離婚で、BCの最高裁判所が決断を下すことが必要になります。
一方、Separationは、2人のlegalまたはmarriage-like relationshipカップル(Common law)が別居を決断した時に起こります。Legal marriageのDivorceへの第一歩とも考えられます。

Legal marriage、Common law、どちらの場合にしても、2人で共有された資産、債務、そして子供がある場合、Separation Agreementをサインしなければなりません。Separation Agreementとは、子育て、養育費、配偶者のサポート、資産、そして債務についての同意書です。Common Lawの場合で、資産や債務、そして子供がいなければ、特別な手続きは必要ありません。

Legal marriage を終わらせるためのたった一つの方法はDivorceであり、裁判所が認めなければなりません。では、どのような条件がDivorceには必要なのでしょうか?

・2人は過去1年別居している か
・片方が姦通、不倫をした か
・片方が身体的、精神的な暴力をもう片方にふるった

場合に離婚を申請できます。その上で、

・2人のうちの最低1人はBC州に12か月間住んでいる
・結婚生活がうまくいっていないことを証明できる
・裁判所が子供の援助についてのアレンジメントを決定した

ことを満たせていれば、裁判所が離婚を下すことができます。

日本と比べて時間がかかりますね。また、離婚を申請して、裁判所が認めてから、31日間で離婚は完了し、Certificate of Divorceが受理できます。再婚はそれ以降でなければ認められません。

その離婚の中でも2つ種類があります。
Contested(合意なし)とUncontested(合意あり)です。
Uncontestedは、2人が離婚をすること、そして子供や財産の分割に合意している場合です。この場合、弁護士の監視の上、2人が協力して、合意し、すべての手続きを完成できれば、裁判所に本人(たち)が直接裁判所に出向かう必要はありません。

Contestedの場合は、2人が財産や子供の子育て分割に合意していない時です。決して、2人のうちの片方が離婚について合意していない場合を指すわけではありません。どちらかが離婚について合意していなくてもその手続きを訴えられれば、離婚を申請することができます。安心ですね!Contestedの離婚はもう少し手続きが複雑になります。片方がNotice of Family Claim(F3)を記入してもう片方がそれに答弁する形で手続きが始まります。それ以降は弁護士のアシスタントにより、仲介・調停し、同意にたどり着く形になります。
それでも同意にたどり着かない場合は、裁判官が決断を下す、という流れです。

引用 British ColumbiaのHP


いかがでしょうか?本日は離婚にまつわるお話でした。
配偶者とのお別れについてのアレコレ…

次回もまた一緒に疑問を紐解いていきましょう!ではまた!

Have a nice day !☆


Aya

SPECHT & PRYER Barristers / Solicitors
スペクト&プライヤー法律事務所 
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