移民の居住地の動向...
この10年は移民の居住先として中規模の都市を選ぶ人が多くなってきています。
Statistics Canadaによるとトロントなどの大都市を居住地として選ぶ移民の数が減ってきているそうです。
カナダに移民する方々の中で、トロントに住もうとする人は2000年の48%から2010年には33%まで下がり、バンク
ーバーも例外ではなく14.6%から13.3%まで下がりました。
大都市で例外だったのはモントリアルのみで、割合としては12.5%から18.1%まで増えました。
この傾向はさまざまな要因によるもので、移民州推薦プログラム(PNP)や、西側地域の強い経済や労働者の不足、オンタリオ州の深刻な不景気、移民の出身国の変化などが挙げられます。
その一方、2000年から2010年の10年で、アルバータ州に移住しようとする移民の数は6.3%から11.6%、マニトバの場合は2.0%から5.6%、サスカチュアンは0.8%から2.7%へと増えました。
小、中規模の都市を選ぶ人が増えてきているようです。
いくつかの理由が重なり、移民の方々が大都市から離れているようです。
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